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-気ままに活動のこと、小ネタなどについて綴ります

ボランティア保険と労災保険

ゴールデンウィーク中はお天気にも恵まれ、お出かけや勉強や読書をしたりなど、
リフレッシュされた方も多かったのではないでしょうか。

中には、ゴールデンウィーク中にボランティアをされた方もいらっしゃるかもしれません。

参加するボランティアが安心して活動できるようにと、ボランティア活動を主催する団体がボランティア保険に加入している場合も少なくありません。

一方で、時々ボランティア保険労災保険についてご相談を受けることがあります。

 

ボランティア保険労災保険についてポイントを押さえておきましょう。

 

ボランティア保険

そもそもボランティア活動とは、あくまでも自発的(自発性)な活動であり、義務でも強制でもありません。個人個人の自由な意志により、考え、発想し、行動するものとされています。

自発的な活動であっても様々なリスクを補てんするために生まれたのがボランティア保険です。

民間のサービスになります。

 

労災保険

労働とは、自発的な活動ではなく、労働契約に基づき使用者の指揮命令下におかれて労働を提供する活動となります。

労災保険とは、国が管轄する労働者を守るための公的保険です。業務中や通勤途中の災害による負傷や疾病などをカバーします。

 

業務災害に対する保険給付(労災保険給付)は、労働者が労働関係のもとにあった場合に起きた災害となりますので、下記のような場合に適用されます。

(1)事業主の支配・管理下で業務に従事している場合
・所定労働時間内や残業時間内に事業場内において業務 に従事している場合が該当します。

(2)事業主の支配・管理下にあるが、業務に従事していない場合
・休憩時間や終業後に事業場施設内で休憩している場合

(3)事業主の支配下にあるが、管理下を離れて業務に従事している場合
・出張や社用での事業場施設外で業務に従事している場合

 

■ボランティア活動中の災害であっても労災保険が適用となる場合
会社が業務命令でボランティア活動を社員に課した場合の事故は、業務災害が認められる場合があります。
一方で、会社が参加を強制せず、その活動について特段の指示も出さず、ボランティア休暇や交通費の支給など活動を奨励する程度であって、有志のみが参加し、自主的に活動している場合に社員が負傷しても「業務と因果関係があった」とは認められず、したがって労災補償の対象にならないと考えられます。

 

私も医療機関でボランティア活動をしていますが、普段は離れている医療現場の近くで活動をさせていただくことで、医療や看護の視点を忘れないようにしたり、地域に住む医療ケアが必要な方やご家族のニーズに触れたり、それを支える手法や制度などを間近に知る機会としても、学ばせていただく機会となっています。